人間として

公の場所で発言することは、ある程度常識に則ったものでなければいけません。ワタクシも心の中で思っていることを、そのまま発言してしまうと、どこぞのボクサー一家のように見ず知らずの方からも唾を吐きかけられかねません。ただまぁ、唾を吐きかけた時点で、レベルは大幅に下がってしまっているんではないでしょうかねぇ。そう、当事者並に。
情報を精査する、これは以前にも書いたことなんですが、これを怠ると、様々な厄介事が発生してしまいます。反対意見も敢えて聞く姿勢を持つこと、我々日本人のいいところであったような気がするんですが…
最近はとかくメディアに振り回されることが多いようでございますなぁ。「言論の自由」「ペンの力」こういった台詞をうかつに振り回すものではないと思うんですがねぇ。かといって、誤った報道をしたメディアをこき下ろすのも如何なものかと。情報に振り回され、考えを安易に固定してしまったのは、自分の責任でござんしょ?メディアの流す情報にしたって、結局はどなたかが誰かさんから聞いたり、見たりした情報なわけでございますから、これらを安直に受け入れてしまうのはどんなもんでしょうかねぇ。噂話を真に受けますかい?ご近所の仲良しさんならまだしも、メディアの中で情報を語る人物は、自分とは縁もゆかりもない人物がほとんどでござんしょ?
最近じゃあ、一部メディアでも情報操作が行われておるようでございますな。「編集」なんていう作業は、メディアの中ではごく普通に行われていること。その編集がですよ、(敢えて悪意を持って書くとすれば)例えば
Aさん:あなたは○○と言ったんですね?
Bさん:いいえ、そんなことは言っていません。
Aさん:えっ?言ってないんですか?
Bさん:はい。
この中の中二つの台詞を「カット」されてしまったらどうなりますかね?
感想は個々にお持ちになってください。