最後にこれでイイノカ

さて、食事に出ます。しかし、函館の街はワタクシたちは不案内で(あたりまえや)結局適当にぶらぶら。当たりをつけた一軒の店に入ります。「炭一番」入るなり、評価は○○スタートになりました(通常は○○○)。まず、誰も声をかけてくれない。入口で立ちつくすこと3分程度、ようやくバイトの女の子が気づいてくれて「いらっしゃいませ」で、席に通されます。メニューを見て、地酒などいいものがないか探しますが、どれも無難なものばかり。この時点で−1。結局瓶ビールを注文。…冷えてない。−1です。後で知りましたが、この店の名物は「イカの沖漬けるいべ」だそうです。偶然にも、注文しました。最初に出てきました。…生臭く、妙な味がします。ちょっと溶けたところをいただいたら、味はいいのですが、やはり生臭い。こんなものかと次々出てくる料理に箸を着けます。が、かろうじていいかなと思われたのは「カニクリームコロッケ(手作り)」だけ。それも、ケチャップがかかっていて、味も何も最悪です。早々に出ようと相方と席を立ったら、「お勘定」とこちらが言わない先に勘定を始めるおやぢ。もう、頭に来ました。で、初日に行った店で「なまら」と「国稀」を飲み直して帰りました。評価?炭一番の?当然●●●●●です。すべてにおいて最悪を獲得できたのは、あまりにもすごすぎます。っていうか、拾うところがありませんでした。後で調べたら、様々なガイドに載っているお店でした。が、評価は最低とさせていただきます。もう、絶対に行きません。

ニセコ発

ニセコを出たのが、なんと7時30分。霧の立ちこめる峠の道を通って、長万部に入ります。長万部は、北海道2日目に函館を出て、室蘭(!)に向かった分岐点です。で、行きに右に曲がった交差点をやはり通りました。「あのとき、そっちへ行ったよね」と相方としみじみ話しておりました。そんなこんなで函館に11時着。早い。早すぎる。ということで、観光地にいくことに決定。予定でははずされていた「トラピスト修道院」です。

荘厳なる修道院・本当のお金持ち

トラピスト修道院、「男性のみ」の修道院です。当然、女性の立ち入りは不可。で、表だけ見学して帰ってきました。しかし、荘厳な雰囲気、凡人の私たちが立ち入ってはいけないところです。写真で察していただければ、と。

さて、修道院を出て、途中にあったレストラン「龍杉創(りょうざんそう)」で昼食です。ここは「男爵いも」を作った「川田男爵」の農場があったところだそうです。男爵に関連するものを集めた資料館もありました。で、お昼ですが、いも関連の料理がこれでもかと出てきます。セット料理を頼んだのですが、この量が半端ない。ワタクシの小さい胃袋には収まり切りません。途中で会えなくギブアップとなりました。評価は○○○といたします。おいしいんです。すごく。安かったんですよ、ホントに。でも、あの量はちょっと…。お店の人の接客もいいし、本当は○○○○つけたいところなんですがね。あえて○○○です。食事の後、資料館を見学します。男爵というすごい身分の方だったにもかかわらず、畑仕事を自らする人だったことから、人柄が伺えるというもの。また、イギリスに留学されていた時代に、恋に落ちた現地の女性とのラブレターが、最近発見されたようで、このエピソードも、心温まるものがありました。当時、国際結婚など難しい時代でしたから、彼女を置いて、泣く泣く帰国した男爵は、彼女と食べた思い出のジャガイモ料理を忠実に再現しようと、ジャガイモの改良に取り組まれたんだそうです。その心意気、とっても素敵です。そのために、函館に農場を買い、引っ越して、自分で研究を重ねて、男爵いもができたそうです。晩年、村人が担ぐ籠に乗って、農作業をしている人々の中を、にこにこして見ていたという男爵。お金持ちっていうのは、こうでなきゃいけないと感じてしまうのは、僕がお金持ちじゃないからなんでしょうね。でも、そんなお金持ちなら、なってみたいものです。お父さんが、あの「三菱財閥」を起こされた岩崎弥太郎翁の創業当時からのメンバーだったそうで、そんな方がそんなことを、と、妙にうれしくなってしまいました。
さて、函館に戻って、ホテルに入ります。ちょっと疲れが出たせいか、眠ってしまいました。